■離乳食の意義
離乳食にはどのような意義があるのでしょうか。なぜ離乳食を
取り入れることが必要なのか、ということを見てみましょう。
離乳食は、母乳やミルクという液体だけの食事から固形の食事、
つまり普通の食事に慣れていくための段階的な食事の練習だと
いうことができます。また、体の発達に伴い、母乳やミルク
だけでは栄養が足りなくなるのを防ぐために、必要な栄養を
とっていく、という目的もあります。
今まで母乳やミルクだけの味や感触に慣れていた赤ちゃんに、
段階的に色々な食事を与えることで違った味に慣れ、違った
食感になれる、という練習にもなります。離乳食の時期は、
母乳やミルクを併用していることもあり、栄養については
そんなに気を配る必要はありません。どちらかというと、
色々な味わいや食感のものに触れさせ、段階的に固形物に
慣れさせていく、ということが目的になります。
もちろん赤ちゃんの好き嫌いもありますから、それぞれの
赤ちゃんの様子を見ながら、どのようなものを与えていくか、
ということを決めていけばいいでしょう。こうして色々な
食事を与えて赤ちゃんにさまざまな食感を慣れさせるという
目的もありますから、離乳食は全て手作り、ということに
そんなにこだわることもありません。上手に市販のものを
取り入れながら、バリエーションを増やしてあげるほうが
離乳食の本来の意義からすると正しいのではないでしょうか。
もちろん味付けを工夫することや、アレルギーに気をつける、
ということは必要ですが、あくまでも食事の練習期間である、
という意識でゆったり構えて離乳食を与えてあげましょう。